Category Archives: 地学・宇宙

カッシーニが撮る土星による日食とペイル・ブルー・ドット(宇宙の美しい写真ギャラリー付)

 

Image credit:NASA/JPL/Space Science Institute 上の写真(CGではありません!)は土星探査機のカッシーニが2006年に撮影したものです。この時はカッシーニ、土星、太陽が一直線に並んだため「土星による日食」となり、上のような幻想的な写真になったわけですが、実は日本時間の明日早朝(2013年7月20日午前6時27分~42分)にも同じような位置関係になることが分かっており、カッシーニから下のシミュレーションのような「土星による日食」の画像が届くことが期待されています。 Image credit: NASA/JPL-Caltech NASAではこれを特別な機会と捉え、カッシーニが地球方向を撮影するのと同時刻、地球に住む私たちも外に出て土星方向に手を振りその写真をFlickrやFacebook、またはTwitter(ハッシュタグ:#wa……→ Read more

あれから10年…はやぶさ打ち上げ記念日

 

(C) 宇宙航空研究開発機構(JAXA) ちょうど10年前の今日(2003年5月9日)、宇宙科学研究所(現JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ」が打ち上げられました。はやぶさは2005年夏にアポロ群の小惑星イトカワに到達しその表面を詳しく観測、サンプル採集を試みた後、2010年6月13日22時51分、60億kmの旅を終え、地球大気圏に再突入しました。 地球重力圏外にある天体の固体表面に着陸してのサンプルリターンは、世界初。また、はやぶさは、最も長い期間を航行し、地球に帰還した宇宙機(2,592日間)でもあります。 一般的には、地球に帰還した6月13日が「はやぶさの日」ということになっているようですが、大学院生として宇宙科学研究所にいた者としては、打ち上げから10年、というのも感慨深いのでこの記事を書いています。 私が宇宙研にいた頃、先輩諸氏から「はやぶさ」(←という名前はまだな……→ Read more

数と宇宙の大きさを実感する

 

photo credit: THEfunkyman via photopin cc 「1兆まで数えるとどれくらいかかる?」 先日、長女(5歳)にこう尋ねられたので、その場で概算をしてみました。 「1秒につき1ずつ数えたとして(←桁が増えてくると追いつかないでしょうが…)、1時間が3600秒で1日が24時間だから、1日で約9万秒か。まあ10万までは数えられることにしよう。1年では3650万ということだな……ってことは3年で約1億まで数えられる。で、1兆は1億の1万倍だから……おぉ~3万年もかかるのか!」 と一人で驚いた後、長女に 「まったく眠らずに、食事もとらずに、ただひたすら数えたとしても3万年くらいかかるよ」 と言うと、 「ええ~~~~~っ!\(◎o◎)/!」 と、大いに驚く長女。よしよし、良いリアクションだΨ( ̄∇ ̄)Ψ   娘を驚かすことができて満足……→ Read more

「第2の地球」続々発見!

 

The Habitable Exoplanets Catalog – Planetary Habitability Laboratory @ UPR Arecibo NASAの研究チームが昨日(2013年4月18日)、系外惑星探査機「ケプラー(Kepler)」の観測によって、地球とよく似た環境にある惑星を太陽系の外に3個発見したと発表しました。 そのうち、半径が地球の約1.4倍の「ケプラー62e(Kepler-62e)」と同約1.6倍の「ケプラー62f(Kepler-62f)」は、温度が極端に高くも低くもなく、液体の水が存在する可能性のある、いわゆる「ハビタブルゾーン(生命居住可能領域)」内にあるそうです。(注:ハビタブルゾーンについては過去記事→「奇跡の星、地球」)   ケプラー62eとケプラー62f Image credit: NASA Ames/JPL-Calt……→ Read more

ペルセウス座流星群と流れ星の正体

 

明日(8月12日)~明後日(8月13日)にかけて、3大流星群の一つである「ペルセウス座流星群」が活動のピークを迎えます。この流星群は明るい流星が多く、途中で爆発を繰り返すものもあり、「花火のように派手な流星群」とも言われています。数ある流星群の中でも1年でもっとも見やすい流星群です。 ちにみに3大流星群とは しぶんぎ座流星群(1月4日前後にピーク) ペルセウス座流星群(8月13日前後にピーク) ふたご座流星群(12月14日前後にピーク) の3つの流星群のことを言います。 観測ガイド 2012年は月明かりが少なく見つけやすい条件が揃っています(関東は残念ながらあまり天気が良くないようですが…)。観望に最適な時間は、ペルセウス座が北東の空に姿を見せる8月12日の22時ごろから明け方まで。見る場所は、できるだけ広い範囲が見渡せる空の暗い場所です。 [上図の拡大を含め詳細は⇒ペルセウス座流星……→ Read more

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