【新刊】『ビジネス×数学=最強』~眠っていた論理力を呼び覚ます18の方法


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本日(6月9日)、すばる舎さんから新刊が出ます。

タイトルは『ビジネス×数学=最強~眠っていた論理力を呼び覚ます18の方法』です。

学生時代、数学に苦しんだ人は
「なんであんなに苦労して数学なんて勉強させられたんだ!?ヾ(*`Д´*)ノ"」
と怒りにも似た疑問をお持ちかもしれません。
本書はこの問いに対する私なりの"答え"でもあります。

(以下は本書の「はじめに」から引用・抜粋しBlog用にリライトしたものです)

数学力とは

そもそも「数学力」とは何でしょうか?
多くの文系の方が数学と聞いて連想するのは、方程式、関数、図形、ベクトル、確率、数列、微分・積分…などの単元名とそれに関連する数式やグラフのようです。あたなはどうですか? そして「数学力」とは数学の問題が解ける力のことだと思っていませんか?
本書の目的は、これが誤解であることに気づいてもらうことと、文系のあなたがすでに持っている「数学力」を使えるようになってもらうことです。

数学力とは、単に関数や方程式やベクトルの問題が解ける力のことではなく、ものごとを論理的に考えられる力、すなわち論理力のことです。三角関数も2次方程式も等差数列もこの能力を磨くための道具に過ぎません。

では「論理力」とはいったい何でしょうか?

一概には言えないかもしれませんが、私は
・人に自分の考えが伝えられる
・人の言っていることが分かる
という2つの力のことだと思っています。

人の上に立って自分の考えを皆に伝え、人々を引っ張っていくためには自分の考えを相手にきちんと伝えられる論理力が不可欠です。また、たとえ自分と考え方が違っても、人の意見が理解できるのも論理力のなせる業です。

「方程式を解いたり、図形の性質を証明したりしなくても論理力を磨くことはできるんじゃないの?」

という声もあるでしょう。確かにそうかもしれません。

でも、論理力を効率よく育てるためには、まずは誤解が入り込む余地のない言葉=数学を使って論理を積み上げる訓練をするのがもっとも近道なのです。だからこそ世界中の学校で文系、理系の区別なく数学は必須科目になっています。

数学力=論理力だとは書いてきましたが、論理的に考えることが理系の専売特許だなんて私はさらさら思っていません。むしろ、文系の方は自らが秘めた力に無意識なぶん理系よりものびしろがあるだろうと思いますし、さらには持ち前の国語力で数学を日常生活に活かしてもらえる可能性も非常に高いと思っています。

だからこそ私は本書の筆を取りました。

ビジネス✕数学

 

本書の使い方

いま、

「そんなこといったって…数式を見ると、頭痛がしてくるし…」

と思ったあなた、ご安心ください。本書には数式はほとんど登場しません(わずかに登場するにしても中学レベル以下です)。

その代わり、できるだけ読者の皆さんの身近にある日常を引き合いに出し、そのなかに隠れている数学的なものの考え方(=論理的な考え方)を紹介するように心がけました。そして何より、「数学的なもの」を敬遠しがちな方にも読みやすいように、イラストや図版を多用しながら「わかりやすさ」には最も配慮して書いたつもりです。

また、各節(全部で18節あります)の最後には、会議の資料、プレゼン、マーケティング、商品開発…といったビジネスに直結する数学的スキル、さらには、接待、上司の説教、飲み会…といった仕事上のごく日常的なシーンを切り口に、「問題」を設けてあります。ぜひ、クイズに答えるような気持ちで考えてみてください。

 

なぜ「最強」なのか

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繰り返しますが、本書に紹介する「数学的」な考え方のほとんどは、すでにあたなの中にあるはずです。

しかし文系の方は、多く場合それに対して無意識です。

無意識のうちに数学的に考えることで得られたアイディアは本人にとっても周囲にとってもヒラメキに感じられ不確実なものですが、意識して数学的に考えられるようになれば「ヒラメキ」は必然のものになります。

ビジネスのあらゆるシーンで意識的に数学力を発揮できるようになれば、これほど心強いことはないでしょう。いま、この本を手にしてくれているあなたにも是非そうなってもらいたい―タイトルに「最強」ということばを使ったのはそんな私の願いと期待の現れです。

本書を読み終えたとき、

「あ、この考え方は『数学的』なのか。これからは意識して使ってみよう」

と思ってもらえれば、筆者としてこれ以上の喜びはありません。

 

本書の内容

第1章 数学的「情報整理」術……まとめ上手になろう

・MECEな分類
・掛け算的整理
・次元を増やす
・グラフの使い分け
・数値化
・相関係数

第2章 数学的「発想」術……ひらめき上手になろう
・一般化
・帰納
・演繹
・必要条件と十分条件
・定義の確認

第3章 数学的「問題解決」法……生きかた上手になろう
・余事象の利用
・立場を変える
・背理法
・微分
・積分
・ゲーム理論

詳しい目次は…『ビジネス×数学=最強』目次(PDF)

↓は出版社が付けてくれた内容紹介です。

本書は、誰もが本来もっている論理的思考力を呼び覚まします。著者によれば、文系の人は自らが秘めた力に無意識なぶん、むしろ「のびしろ」があるそうです。日々の仕事で選択に迷うとき、袋小路に入りこんだとき、数学は活路(=答え)を導く武器になるのです。まさに読んでナットク、知ってオトクな「実学数学」18講義。本書で「偶然」のヒラメキを意識的な「必然」に変えられる、最強ビジネスパーソンになってください。

出版社サイト→ビジネス×数学=最強 – 株式会社 すばる舎

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