水星にミッキーマウス!?


 NASA

「水星でミッキーマウスが発見された」
米航空宇宙局(NASA)がこんなタイトルの画像を発表しました。
これは、水星探査機「MESSENGER」が撮影した画像です。
“ミッキー”は水星の南半球にあるクレーター「Magritte」の北西部分にいます。
著作権は大丈夫でしょうか?(笑)

水星探査について

《メッセンジャーが撮影した水星》
 NASA
水星には、1974~1975年にかけてマリナー10号が接近しましたが、その時は表面の45%しか撮影されませんでした。水星は、太陽から受ける膨大な熱、電磁波による通信障害、水星の公転速度が大きいことなどが理由で観測が困難なため、太陽系で最も探査が遅れている惑星の1つでした。しかし、2000年代に入って、次々に探査機を水星に送る計画が立てられ、その1つがメッセンジャーです。

メッセンジャー(MESSENGER)

《メッセンジャーの軌道投入のイメージ図》
 NASA
メッセンジャー (MESSENGER)は、アメリカ航空宇宙局 (NASA) のディスカバリー計画の一環として行われている水星探査ミッション、及び探査機の名前です。メッセンジャーでは水星を構成する物質、磁場、地形、大気の成分、などが調査されます。メッセンジャーは今年(2012年)の3月で観測を終える予定でしたが、観測運用を1年間延長することが発表されています。

ディスカバリー計画

ディスカバリー計画とはNASAによる、低コストで効率の良いミッションを目指した惑星探査計画のこと。小型で安価な探査機を頻繁に打ち上げることが特徴で、スローガンは「より速く、より良く、より安く」(なんだか牛丼屋みたいですが(^_^;)…)。

メッセンジャーも燃料節約のため数回のスイングバイ(天体の万有引力を利用して探査機の運動方向を変更する技術)を行いながら水星に接近します。そのため、地球から水星まで最短距離では約1億kmのところを、79億kmもの軌道を辿ります。

(参考)
完了したディカバリー計画によるミッション

・NEARシューメーカー – 小惑星エロスの探査。

・マーズ・パスファインダー – 火星のローバーによる探査。

・ルナ・プロスペクター – 月の周回軌道上から氷の存在を調査。

・ジェネシス – 太陽風に含まれる塵を採取。

・ディープ・インパクト – テンペル第1彗星の探査。

・スターダスト – ヴィルト第2彗星に接近、塵を採取。

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