バートランド・ラッセル


今日は、バートランド・ラッセル(哲学者、数学者)の140回目の誕生日!

バートランド・ラッセルは、イギリスの論理学者、哲学者、数学者。


「アリストテレス以来の最高の論理学者の1人」
と称されている人物であり、特に素朴集合論においての矛盾を導くパラドックス”ラッセルのパラドックス“は有名です。

また、教育思想、社会思想などの分野でも活躍し、第一次大戦中には徹底的な非戦論を主張したために、ケンブリッジの教授職を追われ、投獄(6ヶ月)されています。この時、面会に来た友人に「なんでまた、君はそんなところにいるんだね?」と尋ねられたラッセルは「君こそ、なんでそんなところにいるんだい?」と返したそうです。

1950年には「人道的理想や思想の自由を尊重する多様で顕著な著作群」が評価されてノーベル文学賞を受賞。

1955年には核廃絶に対する共通の想いから親交のあったアインシュタインと「ラッセル=アインシュタイン宣言」(日本語訳はこちら⇒日本パグウォッシュ会議サイト)を発表。この宣言は、ラッセルが起草し、アインシュタインが署名を行ったものですが、アインシュタインがその署名を行ったのは、彼の死の1週間前のことでした。

万能人ダ・ヴィンチを彷彿とさせるほど、多方面でその才能を発揮したラッセル。そんな知の偉人が遺してくれた言葉にはやはり含蓄のあるものが多いです。  

バートランド・ラッセルの名言

・愛を受け取る人間は、愛を与える者である。


・私は、どんなに前途が多難であろうとも、

 人類史のもっともよき部分が未来にあって、

 過去にないことを確信している。


・幸福の秘訣は、こういうことだ。

 あなたの興味をできるかぎり幅広くせよ。

 そして、あなたの興味を惹く人や物に対する反応を

 敵意あるものではなく、

 できるかぎり友好的なものにせよ。


・他人と比較してものを考える習慣は、致命的な習慣である。


・実際、人類の大半が愚かであるということを考えれば、

 広く受け入れられている意見は、

 馬鹿げている可能性のほうが高い。


・本当に理性的な人間は、

 絶対に自分が正しいなどとはめったに思うことはない。

 理性的な人間になろうと思ったら、

 自分の思想に対しても常に疑いを持っていなくてはならない。

個人的には、幸福になるための秘訣が、たくさんのことに興味を持ちその対象を好意的に捉えることだ、という考え方が好きです。また、ラッセルが警鐘を鳴らしている「絶対に自分が正しいと思う」ことは以前にこのブログの「怒りを鎮めるABC理論」の中でご紹介した、「不健康な否定的感情」を引き起こす「IB(非論理的な考え方)」の最大の特徴でもあります。

主な著書


哲学入門 (ちくま学芸文庫)
ラッセル幸福論 (岩波文庫)
ラッセル結婚論 (岩波文庫)
ラッセル教育論 (岩波文庫)



永野数学塾-東大卒講師の個別指導-神奈川県大和市中央林間

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